<ePub>剣道と信仰の架け橋ー短歌ー

『剣道と信仰の架け橋ー短歌』

(短歌誌『ちぬの海』 2009年3月号(No.234 より)
                         井草晋一

Sasaki-shihan_1976

剣道の奥義を現す、いくつかの古歌があります。

  山川の瀬々に流るる栃殻も身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあり
  打ちおろす太刀の下こそ地獄なれ踏み込んで見よ極楽もあり

   (『剣道みちしるべ』 範士 佐々木季邦 著 より)
        (剣道範士九段・全日本剣道連盟相談役)

 「これらは共に捨て身の一撃に気魄を充実させることを意味したものである。」と、佐々木季邦(ささき・すえくに)師範はその著書『剣道みちしるべ』に記しています。
 今から三十五年前、佐々木師範は喜寿の祝いを迎えられていました。我々二十歳前後の剣道部員たちが必死で打ち込んで行く訳ですが、竹刀は空を切るのみ。すべての打突に応じ、いささかも息の乱れも無く、確かな一撃をもって指導される先生の姿がそこにありました。

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『剣道と信仰の架け橋ー短歌ー』


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